棚田階段についてご紹介
- 研究室 石松
- 3 日前
- 読了時間: 2分
こんにちは! 石松研究室、修士2年の所です。
今年の整備もひと段落したということで、今回は改めて棚田階段について紹介したいと思います。
「棚田階段」は新潟県で行われる「大地の芸術祭」にて、私たち石松研究室が2012年から出展している作品です。
集落の拠り所でもある田野倉公園の上り坂に棚田と物見台を設置し、田野倉の雄大な風景を棚田の水面に映すことで、空の細かな変化やわずかに吹く風など、田野倉の移り変わる自然を感じ取ることができます。
棚田の数にもかだわっており、田野倉集落に伝わる「三九郎狐」の伝承にちなんでキツネの形をした池を39個並べています。
また、池の中にはカエルやヤモリなどの動物も棲みついていて、「大地の芸術祭」の名前通り、大地とひとつになった作品となっています!
棚田階段の様子
棚田階段を上った公園の頂上には、小さな神社があります。
豪雪地域である田野倉集落は、昔から地滑りに悩まされてきたそうです。
そこでこの「田野倉すべらない神社」を建てたところ、それ以来地滑りが起きなくなったという逸話があります。合格祈願や安全祈願をするとご利益があるかもしれませんね!
階段を上った先にある神社
この棚田階段は毎年私たち学生が地域の方々と一緒に手入れをして作り上げています!
今年も地域のみなさんと協力して、無事に整備を終えることができました。
今年の棚田階段のオープンは7月19日(土)です。
田野倉の豊かな自然とキツネの棚田をぜひ見に来てください!
今年も多くの方のお越しをお待ちしております。
Comments