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稲刈りへ行ってきました

初めまして、石松研究室M2の川村です。

個人的に色々とありまして予定が合わず、やっとこの度田野倉へ行くことができました。

田野倉、集落の方々、田んぼ、稲刈り等、初めてのことばかりで、普段の生活では学べないような事を沢山学ぶことができました。何より田野倉に着いて初めて生のijuを見た時の感動は忘れられません。これずっと写真で見てたやつだ!本物だ!!!ってなりました。


さて、今回の活動記録は稲刈りを中心にお話したいと思います。9/16~19に滞在しまして、17日の朝から夕方まで、そして18日の朝からお昼頃までの計1日半、稲刈りを行いました。2日間とも稲刈りの最中は雨が降らず、いいお天気の中作業を行うことができました。


〇1日目

行く前に想像していた稲刈りとは大きく異なり、まだ水が抜け切っておらず田んぼのほとんどがぬかるんでいる状態でした。稲も穂が寝ており機械を使うことができなかったため、手刈りする部分が大半を占めていました。

やり方を教えていただき、いざ実践してみると泥に足を取られてしまって思うように進めず、他の人達がどんどん進んでいく中私はモタモタしていました。終いには完璧に左脚が嵌ってしまい、集落の方に助けて頂く羽目に…。

つま先を軸に足を回転させたり、刈った後の茎の上を歩いたりと、歩き方を教えて頂いてなんとか田んぼの中で歩けるようになりました。

その後は刈った稲を纏めて縛ったものを10束程集めて縛り、運搬する作業を行いました。

適度に休憩を挟みつつ、途中田んぼの中で尻もちをつき、やっとのことで全ての稲を刈り終えた後は、移動して稲架掛けを行いました。私は後輩と共に、掛ける過程で穂が落ちてしまうので、それを集める作業をしていました。これが落ち穂拾い…!と皆でワイワイ言いながら作業していました。

全て掛け終わった後の稲で出来た壁は、周りの景色とも相まってとても圧巻でした。

この日の温泉は疲れきった体にとても染みました…。

夜は集落の方が持ってきて下さったお肉を皆で焼いて食べ、久しぶりにお酒を飲みました。


〇2日目

朝起きたら全身がバキバキで、少しでも歩くと痛い状態でした。まだまだ翌日にちゃんと筋肉痛が来ることを半ば嬉しく思いながら、前日とは違う田んぼへ向かいました。

その田んぼは1日目とは打って変わって土が乾いており、ほぼ全ての稲をバインダーと呼ばれる機械で刈り取ることができました。

機械の力は凄く、1日目と同じくらいの量の稲をあっという間に全て刈り終えました。その分運搬も早く終わり、トラックに載せる前の状態の稲が胸の高さまで積み上がりました。

その後また稲架掛けの場所へと移動し、今度は低い位置で稲を掛ける作業を行いました。

縛られた稲の束を2つに分けて×の形にし、その状態で掛けていくのですが、この×にするのが難しく少し手間取りました。途中で教えて頂きましたが、穂のある側ではなく根元側から親指でグッと押すと綺麗に分けるとこが出来ました。

そしてまた落ち穂拾いをし、全ての作業を終えた後は、ijuの受付当番を少し行いました。連休だったこともあり、沢山のお客様が来てくださりました。

中には芸術祭が始まってからずっと参加されている方もいらして、過去のイベントの写真を見て懐かしいと仰っていました。

小さな女の子も来てくれて、水の間のメダカや先生がウクレレを弾いている姿をじっと見つめていてとても可愛らしかったです。

〇全体を通して

初めて稲刈りを体験して、何年かぶりに泥んこになって。普段体を動かしてないので疲労感は凄かったですが、その分達成感も大きく、充実した時間を過ごすことができました。

また、同じ研究室の彼らと、一緒にご飯を食べたり温泉に入ったり星空を見たりと、些細な事かもしれませんが、同じ場所で長い時間を過ごせてとても楽しかったです。

特に、共に石松研究室で過ごしてきた同期達の、普段の生活では見られない様な姿を見ることが出来て嬉しく思います。


今年のイベントは全て終わってしまいましたが、卒業してからも是非また田野倉へ行きたいです。


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