今年の田野倉も終幕です
- 研究室 石松
- 9月8日
- 読了時間: 2分
M2の佐藤です。
8月28日から9月1日にかけて、田野倉集落に学生17人で滞在しました。
今回はキツネ田野倉ンの3年間をイベント班の立場から振り返りたいと思います。
まずは今年、2025年の滞在から。
年々、会場設営のスピードが上がっていると感じます。例えば、横断幕の取り付け方も簡単になりました。2024年はハシゴに重しを置いて支えていましたが、今年は杭を地面に直接打ち込み、木材を固定しています。そして横断幕の反対側は木に反力を負担させる方法に変わりました。力の流れも見た目もすっきりとしていて、小さなことですが、こうして技術が少しずつ洗練されていくのだなと感じます。
2024年 2025年
また、今年もビュースポット看板を設置しました。学生から見た“田野倉の良さ”を伝えるために去年から始めました。今後もより良い形で続いていくのではないでしょうか。また、一年で景観はかなり変わると分かりました。月日とともに、ビュースポットが変わっていくのもおもしろいですよね。
いよいよイベント当日。今年は1位が9分を切り、2024年度までの記録を大幅に更新する大接戦のレースとなりました。本気で走ってくださる方がいると、見ていてこちらも熱くなります。仮装も実力者ぞろいで、大いに盛り上がりました。参加者の皆さんも、この3年間で走力が伸びたり、仮装がパワーアップしていたりと、そうした工夫や変化がイベントの楽しさにつながっていると感じました。
次に2024年についてです。
この年は、OBの方々が参加者の立場からイベントを盛り上げてくださいました。また、「ビュースポット看板の設置」や「ショートコースの追加」といった新しい試みも行われました。これにより、参加できない方の目にもイベントの様子が届き、一体感を味わってもらいたいという教授の思いも込められていました。
2023年は例年参加してくださる方や集落の方々が多くコースも一つだったため、2024年・2025年と比べると穏やかな印象でした。2025年に比べると、2023年は「穏やか」、2024年は「活動的」だったのかなと思います。
今年で10周年を迎えましたが、さらに楽しいイベントにできる可能性があります。目を惹く芸術祭のようなイベントになり、新しい参加者が増えることを期待しています。また、集落の方々には、イベント開催にあたり多方面でお世話になりました。本当にありがとうございます。
最後に、今年の田野倉での活動とM2の滞在は終了となりますが、新たなメンバーを加えて田野倉の皆さんとの連携はこれからも続きます。来年度からの新しい石松研究室の活動を、ぜひ楽しみにしていてください。
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